コロナでテレワーク環境になり、地方に引っ越ししたのを機にクレー射撃を始めました。
周りに射撃をやってる人が誰もいなかったので、手続きはネットや本を見て調べ、銃の所持許可が降りるまで警察に何度も足を運び、時間はかかりましたが無事に許可ゲット!実銃を購入して射撃を始める事が出来ました。
射撃を始める理由
昔、海外旅行に行ったときに一度実銃を撃ってみたいと考え、初めて行った射撃場(グアムのGOSR)で実弾射撃の爽快感にハマり、それからは海外旅行に行くたびに時間を作って実弾射撃をしていました。
しかしここ数年はコロナの影響で海外に行くことが出来ませんでしたので、射撃をしたいと思っても難しい状況でした。そこで私は考えました。
それなら国内で銃の所持許可を取得すればいいのでは・・・🤔
日本で所持できる銃って?
まず、日本ではハンドガンやアサルトライフルは所持できません。合法的に所持して実弾を撃てる銃は散弾銃(ショットガン)とライフルになります。
例外的に所持できるハンドガンとして競技用の.22口径装薬ピストルもありますが、これは全国で50人しか枠がありませんので熟練した競技者以外、所持は難しいと思います。
(空気銃はここでは割愛します)
また射撃に使用する銃は一般的に「猟銃」と総称されます。名前的に「狩猟に使う銃」という感じがしますが、標的射撃のみに使う銃でも「猟銃」と呼ぶようです。
散弾銃・ライフルどちらを所持するかですが、ライフルを所持する場合、散弾銃の所持実績が10年間必要になります。(例外もあります)
私は散弾銃の所持許可を取得する事にしました。
どの散弾銃を買う?
日本で所持できる散弾銃を調べようと、「SPORTS GUN」を買ってみました。この本は日本で所持できる銃がカタログ的な感じで掲載されているのでオススメです。
また、全国の銃砲店一覧なども掲載されています。
SPORTS GUNや色々なサイトで調べた結果、日本でも所持できる銃が想像以上に多かったです。以下は日本でも所有できる有名な散弾銃です。(銃の全長や装弾数など、日本の法律に適合させる必要があります)
個人的にショットガンはポンプアクションのイメージがあります
日本では護身用やコレクション目的の所持は認められていませんので、銃ごとに以下のような使用用途を決める必要があります。
・クレー射撃
・スラッグ弾を使用する標的射撃
・狩猟(狩猟免許が必要)
使用用途はクレー射撃
海外の動画でよく見るような、庭で空き缶をターゲットにしてぶっ放すなど日本では出来ませんので、射撃する時は射撃場に行くことになります。
射撃場ではクレー射撃と、場所によっては紙のターゲットを狙う静的射撃の施設が併設されています。
私は海外の射撃場で主に紙のターゲットを撃っていましたが、移動するターゲット=クレー射撃はやった事がありませんでした。
そのため、今回はクレー射撃に挑戦しようと考えました。
一度どんな感じかやってみたい!と思っても日本ではクレー射撃を体験することは出来ません。しかしシミュレーターでの体験は可能です。以下の場所で体験することが出来るようです。
70年代にはゲーセンにもクレー射撃のゲームがあったみたいです。私は現物を見たことはありませんが、最近になってパワーアップして復活したとのことです。しかし大型筐体なので置いている場所はかなり限られるかと思います。
また海外であれば実際にクレー射撃を体験することも可能です。
グアムのGOSRはクレー射撃の施設も併設されています。ここは日本人経営の射撃場で日本語も通じますので、コロナが明けたら興味のある人は是非行ってみて下さい。
藤田ニコルさんもTV番組でクレー射撃の体験に来てたみたいです
どこの射撃場へ行く?
私の住んでいる奈良県には残念ながら射撃場がありませんので、車で1時間くらいかけて近県の射撃場に行く必要があります。
・大阪総合射撃場
・岸和田国際射撃場
・高槻国際射撃場
・京都笠取国際射撃場
・三重県上野射撃場
実は10年ほど前にもクレー射撃を始めようと考え、実際に射撃場に見学に行った事があります。しかしその時は銃の所持許可の取得が難しいと言われる大阪に住んでいたということもあり、所持許可取得にハードルが高いと感じて断念しました・・・
聞いた話ですが、関西では特に大阪、兵庫、京都が厳しいらしいです
次回、初心者講習編に続きます。